リアルミートアップin ビワイチ
こんにちは
「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるとおり、昨日実現した「リアルミートアップinビワイチ」について、気づいた事や感じた事などについて書いていこうと思います。
もともと琵琶湖は私の住んでる地域からそれほど離れていない場所なのに自転車で訪れた事がなく、かといって自分から行動に移すくらいのモチベーションもありませんでしたが、最近フル活用してるTwitterでお知り合いになった「アフロ」さん主催のリアルミートアップがあると聞いて、それに乗っかっちゃった形で実現しました\(^o^)/
【参加メンバー】
※個人情報はTwitter上の情報のみを挙げておきます
・アフロさん(主催者)
・なぎさん(京都から参加、アラフォー2児のパパ)
・ながきちさん(愛知から参加、自転車歴浅め)
・くまちゃん(岡山から参加、自転車歴3年目)
・私
以上の計5名です。
Twitterでの情報のみなので、参加される皆さんの実力は全く分かりませんでしたが、「ビワイチやります」に乗っかっちゃう方々なので素人でもなさそう…🤔
ライド中にスタミナ不足になってグループの足を引っ張るような事だけは避けたいという不安と、アフロさんをはじめTwitterでやりとりしてる方々とお会いできるとの期待が入り混じった状態で直前1か月を過ごしてました。
前日は20時半に布団に入るものの23時まではほぼ寝付けず、余裕を持って夜中の1時半に自宅を出発しました
【ノートラブルを祈念して前日洗車しました】
【途中休憩した大津サービスエリア】
集合場所近くのコインパーキングに着いたのは朝4時過ぎ
少し仮眠をして、5時40分頃に集合場所(セブンイレブン琵琶湖大橋西口店)へ
(移動の疲れでさすがに30分くらい寝られました)
私が1番に到着したみたいで、しばらく待ってるとアフロさんがやってきて、程なくして参加者が次々とやってきました。
驚いた事は…
①アフロさんが(自分が思っていた以上に)小柄
②参加者の1人がまさかの女性
軽く自己紹介をして、簡単な打ち合わせをしてリアルミートアップ「ツール・ド・ビワイチ」のスタート!出発した時間は6時10分頃
琵琶湖大橋の西側から南下して、琵琶湖最南端を経由してそこから琵琶湖東側をひたすら北上します。
当日は風が北西から吹いており、スタート直後と後半は追い風、あとは全て向かい風という予測。
(結果的に7割くらいが向かい風の感覚でした…)
最初の休憩ポイント(約60km)までは、女性はツキイチで男性4名でローテしていく作戦。
スタート直後は市街地多めでそれほどスピードも出さずに安全運転、かつ、ローテも頻繁には行わなかった。
最初のローテが回ってきた。
時間にして約10分、180wくらいで集団を牽引してた。
スタートして30km過ぎたくらいだったか…
琵琶湖最南端から北上すると、遮るものがなくなり風をまともに受ける。このあたりからは先頭に出ても10分も引いていられない。アフロさんの「ローテ短めに」という指示も出ていた。先頭に出たら3分から5分を意識してひたすら風除けに。この時は250w以上は出ていたのでPWR4倍以上。ただ、後ろにいると100wくらいで休めるのでそれの繰り返し。
最近ソロ練が多くて、他人のポジションなどを観察する機会がなかったが、アフロさんをじっくり観察していて気づいたのは…
①腕を折りたたんでいて、後ろからは腕がほとんど見えない
②目線がかなり下(頭の位置が低い)
エアロポジションを意識した形でかなり参考になった。
同じパワー(W)でスピードを上げようと思ったら、自分の身体を出来る限り小さくして風の抵抗を極力減らす。言葉にすれば簡単だが、これがなかなか出来ない。正確にはエアロポジションを維持し続けることができないんだと思う。
腕を折りたたむのは最初は難しいかもしれないが、自分は「親指を内側から外側に巻く」事を意識すれば自然と腕が折りたためると思っていて、アフロさんも似たような事を言っていた。
あと…
刻一刻と変わる風向きに対して後ろで休んでいる時の自分のいる位置を変えてた。
左前からの風であれば、先頭の真後ろを位置どるのではなく少し右にズレて少しでも風の抵抗を減らす。
そういう動きをしていることは分かっていたので、自分が先頭に出た時は道路の出来るだけ左側をあえて走り、風を前面に受けるように走ってた。湖東を北上している際、アフロさんが自分のすぐ後ろにいる時に後ろをチラッと振り返ると、アフロさんは必ず自分の右後ろで走っていた。
こういう細かい部分の積み重ねが最後の勝負所で生きてくるのは自分も痛いほど味わってきたので、今回アフロさんの走りは特に参考になった。
ローラーでは高出力を出し続けられた人が最後に勝つけど、実走の場合は最小限のパワーで最後たどり着いた人が勝つ(可能性が上がる)ことに改めて気付かされた。
話は戻りますが…
途中ながきちさんが辛そうで、時々止まったりペースを緩めたり。まだまだ序盤なのでローテに入ると後半終わると判断してツキイチに。
思っていた以上に北からの風が強く自分も苦しかったが、「5分踏んで10分休む」を繰り返すと思えば何とかなった。
最初の休憩ポイントに到着
ビワイチ経験者のなぎさんに「いつもこんなに風が強いんですか?」と聞いてみたが、「今日は風が強い」とのこと。
アフロさんは、ようかんを適度に補給していたらしく、マネージメントがしっかりできていると尊敬の眼差し。さすがです😋
再スタートして、再び男性3名を中心にローテを回す。「5分踏んで10分休む」の繰り返し。先頭で引いてる時は心拍160まで上がるが耐えられないレベルではない。
アフロさんとなぎさんはまだ余裕そうに見えた。
普段ローラーなどで高強度やSSTのトレーニングなどを積み上げてる方々なので、このくらいで終わる人たちではなさそう。
自分自身も休日は平坦150kmのソロ練を積み重ねてきたので、この程度では終わらない自信はあったし、終わるわけにはいかないと気負ってた部分もあった。
昼食ポイント(約120km地点)直前の平坦で先頭を引いてた時は心拍が170近くまで上がり、その後の数少ない登りでアフロさんとなぎさんに置いていかれたのが若干の心残りではあったが、なかなか追い込めてよかったσ(^_^;)
頂上でしばらく休憩
その後昼食ポイント(あじかまの里)に到着
時計を見たら10時半頃でかなりいいペース
【鯖鮨と天ぷらそば】
【昼食後の雑談、もちろん自転車の話】
みなさんに出会って約5時間、ひたすらペダル を回してたのでまともな会話をするのはこの時が初めて。話題はもちろん自転車の話だが、面白いことに個人的な話題(仕事の話や家族の話など)は一切出ない。
何ならみんなの本名すら知らない状況
でも「ただただ自転車が好き」だけで繋がってる関係というのが、妙に心地よかった😊
休憩中に突然雨が降り出し、風も一層強まってきてたがしばらく待っていると止んだ。
ここまでの道のり、風を受けまくって来たのであとは追い風で進んでいけるとの期待を込めて再びスタート
再スタートしてすぐに登り
アフロさんが後ろの様子を気にしながら淡々と集団を牽引する。
よく考えたらアフロさん、トータルでかなり長い時間引いてくれてたなぁと思った。しかもそれなりのペースで。
後半は追い風基調で、前半に比べたらかなり楽になり、時速40kmくらいのペースで淡々とローテ回して残りの距離を消化していく。
ながきちさんは辛そうだったのでローテには入らなかったが、唯一の女性くまちゃんも積極的にローテに入ってくれて助かった。
ツキイチでも凄いと思ってるのに、ローテ普通に入れるくまちゃんが頼もしい。
しかもアフロさん直伝のエアロポジションも美しい!
自分がこれまで出会った女性サイクリストで間違いなく1番強いです😅
途中、白髭神社にて…
残り距離、約20km
この辺りからは交通量も多くスピードが出せないし、ローテの頻度も少なめ(先頭はほぼアフロさん)。
事前に「ラスト5kmくらいからミートアップらしくフリー」と聞いていたが、交通状況からそんな雰囲気でもないので、最後は流して終了
朝集合したコンビニには13時半頃到着
【走行ログ TSS183って少なくない!?】
到着予定時間が15時から17時と聞いていたので早すぎる到着に驚いたが、大きなトラブルもなく全員無事に帰ってこれて良かったし、コンビニの駐車場でみんなとまた雑談できて楽しい時間でした(⌒▽⌒)
アフロさんとも個別で話が出来たし本当に有意義な時間だった😊
普段、「感覚」で走ってる自分とは対照的なアフロさんの「理論的な」トレーニングの話はすごく参考になりました。
最後に「次は鈴鹿(12月開催予定の鈴鹿エンデューロレース)で会いましょう」と言ってみんなと別れた。
みんな住んでる地域や環境などが違うけど、自転車を通じてまた会いたいと思える仲間が増えた。
最後に…
主催してくださったアフロさんをはじめ、参加されたみなさん、本当にありがとうございました😊