今の気持ちを正直に書きました。
ロードバイクに出会って次の12月で丸8年経ちますが、これまでに経験のない気持ちをここに記します。
しばらく時間が経って、「あぁ、こんな状態の時もあったな」と笑いながらまたトレーニングしてることを期待しながらこのブログを書いてます。
結論から言うと、今ロードバイクに対するモチベが下がってます。
やるからには勝ちたい、負けたくない、学生の頃に部活動で輝けなかった人生のリベンジをしたい
…そんなモチベでロードバイクと向き合ってきたつもりでした。自分なりのステージで結果を求めてきました。
そのモチベがなぜか消えました。
自分でも不思議なくらい「突然」です。
原因は自分でも分かりません。
自転車が嫌いになったわけでもありません。
燃え尽き症候群というほどトレーニングもやっていないので、それも該当しません。
ただ仕事が忙しくなったのは紛れもない事実です。
ちょうどロードバイクに出会った8年前も今と同じ部署にいました。言ってみれば古巣に戻った感じでしょうか。でもその頃とは立場や責任が違います。
その責務を果たすのに毎日必死で、自転車の事を考える余裕がありません。
そんなのホビーライダーならみんな条件は同じ、ただの言い訳…
そうです。ただ自分がトレーニングしないための言い訳に過ぎません。
乗れてる時の自分は、仕事がきつくても時間を見つけてローラーしてました。家族に無理言って休日はロングしてました。乗れないんじゃない、乗らないだけだ。8年間付き合った自転車です。それは分かってます。
1ヶ月程前はトレーニングできていない自分を責めましたが、ここ最近はそんな自分を受け入れられるまでになり、少し心が軽くなりました。
あぁ、自分はごくごく普通のサイクリストなんだと、それを受け入れられるメンタルにまでようやく回復しました。
しばらくは自転車に乗る目的が「パフォーマンスの向上」ではなく「仕事のストレス解消」がメインになる気がしてます。
もしかしたら今後ロードバイクに全く乗らない自分がいるかもしれないし、また勝負を意識したトレーニングを積む日々を送るかもしれません。
できれば…また結果を求めてホビーレースに出たいですが、
今は…
ありのままの、現実の自分を受け入れることに決めました。というか、気持ちがついてきてない以上、悲しいけどそれを受け入れるしかありません。
最近では休日の朝に家族みんなで朝食を取る機会も増えてきました(笑)
自分の人生を変えてくれたと言ったら大袈裟ですが、それに値する自転車をこれからも楽しむための充電期間と捉えて、また消えかかった炎が再び力強く燃える日々をゆるやかに待ちたいと思います😊
自分自身に宛てたブログに近いですが、
もし最後まで読んでいただいた方がいましたら…
ありがとうございます😊
「ロードレース男子」観戦in富士スピードウェイ
最後の最後まで観戦するかどうか迷いに迷いました…。
このご時世、オリンピックを純粋に楽しんでいいのかどうか。
ロードレース男子のチケットが当たった時は妻と大喜びしてたのに、まさかこんな事になるとは夢にも思ってませんでした。
妻と4歳の息子を置いて1人で観戦することに決めたのが、開催の約10日前…
4歳の息子に本場のロードレースを見せるのが1つの大きな目標でしたが、結果として叶いませんでした。
妻とも話し合いを重ね、宿泊はやめようという話になり…
片道約250kmの道のりを0泊で強行するのは息子にとっては過酷すぎるとの結論に至りました。
妻は自分がロードバイクを始めて、レースにも応援に来てくれるようになって、ロードレースにも興味を持ってくれて、今回のロードレース男子の観戦をとても楽しみにしてたのに残念です。
自分自身も最後の最後まで行くかどうか迷いましたが、結果としては観戦できて良かったです😊
スケジュール的にはかなりキツかったですが…
前置きが長くなりましたが、今回は東京2020大会ロードレース男子の様子を写真を中心に振り返り、また自分自身の思い出に残しておきます。
土曜日は朝3時45分に起床して、富士スピードウェイに向けて出発
片道約250kmの道のりでしたが、行きはテンション高めであっという間に、集合場所となっていた「駒門工業団地」に7時30分頃には到着(集合時間9時)
休憩ポイント 「浜松SA」
朝食もしっかりとって…
集合場所「駒門工業団地」にて
(コロナの影響で、自家用車で富士スピードウェイには入れず、シャトルバスで会場入りします)
上下サイクルジャージの人を見かけなかったので、痛い?視線を感じながら、シャトルバスを待ちます
シャトルバスに乗り込んで約30分…
「富士スピードウェイ」が見えて来ました😊
テンション上がってきました
会場入り口にはマスコットも…
ゲートを潜って、いよいよ会場内に…
「Tokyo2020」
シャトルバスを降りて、いよいよ会場内に
朝9時半頃に会場到着しましたが、まだそこまで混雑はなさそう
手荷物検査場を抜けて…
会場入ったら、うちわなどが配布されていたので、とりあえず記念に1つずつもらっておく
チケットはA席(1人5000円)を持っていましたが、指定されたエリア内であれば席は自由
日陰で観戦したかったので、出来るだけゴール付近の最上段の席を確保
席から見て右側
席から見て左側
席から見て真正面
席の確保を終えても、まだレーススタート(11時)まで時間があったので、ちょっと会場内をフラフラ
飲食店
店舗数もメニューも少ない…
オフィシャル ショップ
こちらも種類が少なく特に欲しいのがない…
そうは言っても妻と息子を自宅に置いてきているので、とりあえず妻に何が欲しいか聞いてみて、また後で来ようとショップをあとにする
11時 いよいよレーススタート
がんばれ日本🇯🇵
個人的にはおじさんの星「バルベルデ」選手も応援📣
さすがにお客さん増えてきた(°▽°)
がんばれ日本🇯🇵
サッシャさんが解説
いつも聴いてる馴染みのある声で興奮
「Tokyo2020」の下あたりにサッシャさんがいました。時折、手を振って声援に応えてくださいました
レースも落ち着き、大きな動きがないと判断
このタイミングでお土産を買いに行こうと一旦離席するも、オフィシャルショップ前は長蛇の列…
早々に諦めます😅
知らない方に写真を撮ってもらう📷
オリンピック感全開なスポットで記念撮影しようと会場周辺を再度ふらふらするが、撮影スポットはここくらいしかありませんでした
これもTokyo2020大会ならでは…?🤔
会場内には水をかけてくれるカッパおじさんの姿も…
最初は消毒液かと思いました😅
お昼は、「フランクフルト」「ラーメン」「焼きそば」「から揚げ」など、プール行ったらよくありがちなメニューのみ
当然お酒の提供はありません
私はいちばん高額なカレー1000円とコーラ300円を購入し、席に戻り観戦しながらランチ
昼食後、トイレに行くために再度離席
トイレに行く途中で女性から声を掛けられる
NICOを知ってる方かなぁと近づくと、あふろさんの奥様でした
あふろさんご夫妻が観戦してる席まで連れて行ってもらい、あふろさんにご対面😆
(2020年9月のビワイチ以来の再会)
あふろさんの奥様に撮っていただきました!!
NICO活その1
NICO活その2
シューズがNICOの「N」とは自分でも気がつきませんでした😅これはただの偶然…
うちの妻に2ショット写真を送りましたが、あふろさんの若さ溢れる出立ちに驚いておりました。
私もなかなか普段しないポーズをカメラの前で決めてみる😋
その後、一旦あふろさんと一緒に自席に戻り、しばし談笑
あふろさんが一旦自席に戻ってからまたスクリーンと睨めっこして戦況を見守る
そうこうしているうちに、いよいよ選手が富士スピードウェイにやってく時間が迫ってくる
当初暑さ対策のため、2F最上段の席を確保してましたが、当日は日差しも弱く風もほどよく吹いていて暑さを感じなかったので、あふろさんご夫妻もいる1Fに移動する
スクリーンも真正面で見られる位置に
選手たちが富士スピードウェイに入ってきました(1回目)
日本勢もしっかり集団にいました😊
初めて生で見る選手たちの迫力に大興奮!!
そして再度、選手たちが富士スピードウェイに(2回目)
日本勢も何とか集団後方にくらいついてました😊
16時頃(ゴール約1時間程前)に「ゴールスプリントは選手たちが目の前で見られるよう、サーキット内に入られる」とのアナウンスがあり、あふろさんと行く約束をする
ただ、それを見るためにはスクリーンでのレース観戦を諦めて、列に並ばなくてはならない。
選手たちはちょうど勝負どころの三国峠あたり…
結局、しばらくスクリーンでレースの戦況を見つめ、かなり長蛇の列ができた後にあふろさんご夫妻と供に列に並ぶ
サーキット内に移動中
サーキット内に入り、さらに移動
ほぼ最後尾に並んでいたので、観戦スポットまでまだまだ移動
ようやく観戦スポットに到着
手を伸ばせば選手に届くぐらいの距離感
ただ、ゴールから約550m程離れてます…
ここから550m先がゴール
550mだとスプリントする前の牽制区間ですね😑
独走優勝をきめたカラパス選手を撮り損ねて…
ワウト、ポガチャルらがいる第二集団がきました!!
近づいてくる…
ワウトが牽制してる
一瞬で通り過ぎる😆
その次?の集団がきました
近づいてきた
おっ、近い!
ヤバい!(語彙力)
後続集団(その1)
後続集団(その2)
後続集団(その3)
あふろさんに頂いた新城幸也選手との2ショット?写真
ユキヤー!!
レース後、あふろさんとの2ショット(n回目)
コース内からの退場を促され、スタンドに戻る途中…
誰か知りませんが、ゴール後のインタビュー受けてました。これだけ過酷なレースした直後に…
おつかれさまです!
表彰式を見届けるために再びスタンドに戻り、観覧スペースを確保(もちろん立ち見)
表彰台を獲得した3選手の入場
3選手が表彰台の前に
3位 ポガチャル選手🥉
ファンサービス多め😆
2位 ワウト選手🥈
優勝 カラパス選手🥇
3人揃って
真ん中に集まって記念撮影
楽しい時間もあっというまに終わり、あふろさんご夫妻に別れを告げて、オフィシャルショップを覗いて見るが、ほとんど売り切れ状態…
諦めて、シャトルバスに乗り込み再び「駒門工業団地」に着いたのが20時
着替えを済ませ、ナビを自宅までセット
行きも同じ道を走ってきたはずだが、250kmの数字を見た時はなかなかの絶望感が押し寄せてくる😑
しばらく車を走らせるが、お腹がすいて富士川SAで夕食
魚介出汁のきいたラーメン
夕食後、自宅に向けて再び車を走らせますが、満腹と疲労で眠気がピーク
結局、浜松SAで再度休憩し、車内で1時間半も仮眠して、自宅に到着したのが早朝3時でした😑
出発してから約6時間。。
今回は、コロナの影響で家族で楽しみにしていたロードレース観戦が出来なかった点は残念でしたが、次は家族でロードレース観戦が出来そうなイベントがあれば積極的に参加してみたいです😊
自分自身も最後の最後まで行くかどうか迷いましたが、世界のトッププロの走りを間近で感じることがができてホントに良かったです。
ロードレース単独観戦を快諾してくれた妻と息子、現地でご一緒してくださったあふろさんご夫妻、ありがとうございましたm(_ _)m
一生の思い出になりました😎
今日のレースで感じたこと
今日は地元のAACA(1-2)に参戦してきましたので、記憶が新しいうちにレースレポします。
今日は天気が微妙でレース開始となる14時半あたりから雲行きが怪しくなってくる予報。
長良川のコースは前日に雨が降り、例え当日が晴れていたとしても水溜りが結構残っていることがあり、注意が必要です。
実際、昨年7月に開催された同レースは同じような天候でした。
その時は、レース開始して1周目のバックストレートにある大きな水溜りで大落車が発生。レースが一時中断なんてこともありました。
まだまだ終わりの見えないコロナウイルスの影響で軒並みレースが中止や延期を余儀なくされている影響もあり、最上位カテゴリーである1-1は国内のプロチームが多数参戦。自分も1-1のスタート時間である12時には現地入りして、レース観戦しつつ、アップしたりと過ごしていました。
肝心の天気は曇り。雨が降っていないだけマシといったところ。風は前半のホームストレートが追い風、後半のバックストレートが向かい風といった状況。
IRCの赤い旗が大きく揺れているのを見て、向かい風区間は全然スピードが出ず、逃げもなかなか決まらないのではと予想していた🤔
1-1のレースが終わり、いよいよ1-2のスタート。去年から出ている馴染みあるレースだが、やはりスタート前は緊張する。
参加人数はだいたい50人くらいか?
レーススタート!
(コースは1周5.1kmを時計回りに計10周)
位置取りは中盤やや前めのポジション。
実はもっと前めのポジションをキープして、逃げる動きがあればそれに同調するような形をイメージしていた。スタートしてしばらくして心拍を確認したら170bpm近く。そんなに踏んでるつもりはないが、明らかにいつもよりも心拍が高い。イメージしたポジションにも押し上げられず、集団内で特に何をするわけでもなく周回を重ねていく。
レースの展開としては、決定的な逃げは決まらず、抜け出したい選手がパラパラと前に出て、時には集団内でアタックがかかりそれに周りが同調して…の繰り返し。
自分は相変わらず心拍が下がらず、集団内で周回を重ねるだけ。
それでも各コーナーの立ち上がりはしっかり踏み込み、インターバルがかかる。
コーナーが下手くそだなぁと毎回思うのと、踏み込んだ際に時々前輪が浮いてしまうのが難点。これは今後の課題として改善したいところ。
後ろにいた人には少し迷惑かけてしまったかもしれません。申し訳ない…。
7周目に入るところで、スタッフがピースサインをしながら「あと2周」と叫んでいるを確認。最初は大きな落車か何かかと思ったが、おそらく天候。レース中は雨が降っていることは認識できるが、雨量までは判断ができない。ましてや路面は所々水溜りがあり前の選手の水しぶきをモロに受けると余計に…。
急遽残り2周となり、いつのまに逃げが3人?になっていた。タイム差は10秒といったところか。
自分は終盤まで集団の後方にいて、正直前方の動きが確認できる状態ではなかった。
今日は無事に終われたらそれでいいや、と弱気になる。
残り1周。
ここまで1度逃げたい集団にブリッジする(結局すぐにメイン集団に捕まるが…)以外は自分からは何も仕掛けていない。このままでは3名に逃げ切られてしまうと思い、バックストレートでブリッジをかける。結果的に逃げ集団とメイン集団のタイム差を縮めることには成功したが、最終コーナー手前でオールアウト…。
使うだけ使われて、最後は流してフィニッシュしました。
まぁ、最後まで集団でヒラヒラしてるよりかは良かったかなと。
これでチームメイトが自分の後ろに着いていてくれたらアシストとしての仕事が出来たと満足感もあったのかもしれない、と意味のない妄想をする。
終わって、普段一緒に練習してる選手たちと談笑していると突然の大雨。カミナリもなってます。
2周減らした主催者側の判断は正解でした😊
そういえば、今日一緒にレース参戦した選手の中に、中切れを自分で起こしたにも関わらず、肘をクイクイさせて、後ろに下がり、またブリッジをかけた選手の後ろに張り付いて集団復帰する選手を見かけました。
私も一度やられました。アドレナリン全開のレース中なので本当は「おい!」とか「ふざけんなー」とか声に出して言いたかったですけど、踏みとどまりました。モヤモヤした気持ちは今でも続いておりますが、そういう選手を見たらレース中は自分ごただただ損するだけなので2度と近づかないように意識してました。
また、レース終わった後に、ある選手が「このレースは他人に足を使わせたもん勝ちだよ」的な事を言っているのが聞こえてきました。
肘クイクイする選手を見かけてしまった直後だったので、これまた気分が悪い…。
たしかにAACAの最上位カテゴリー以外は完全に個人戦だと思います。「他人に足を使わせたもん勝ち」って発想だと、中切れ起こして肘クイクイしちゃうし、集団先頭でローテが回ってくる直前に横に逸れる選手とか普通にいます。
そんな立ち回りで、もし勝てたとして満足か!?
(自分自身に言い聞かせてます)
自分は少なくとも、ローテ回ってきたらきっちり先頭立って風受けますし、自分が中切れを起こしたらオールアウト覚悟でブリッジします(少なくとも追う姿勢は絶対に見せます)。
一方で、そもそもこんな不満言ってる事自体が自分って小さい人間だなぁとか、選手としてまだまだ未熟だなぁとか、ホビーレースなんてこんなもんでしょってどこかで思ってるところはあります。。。
今日はレース内容で全く良いところがなかったですが、何だか気持ちがモヤモヤしたレースでした。足はまだまだ元気なので余計にモヤモヤします。
そんな(小さな)事を気にしないくらい、圧倒的に強くなりたいものですね。
また練習を重ねて、昨日の自分より強くなれるように頑張ります😇
最後に…
開催していただいた全ての関係者の方々
ありがとうございました😊
ツールドモリコロ 2Hエンデューロ参戦
4月10日(土)ツールドモリコロ の2Hエンデューロソロ(午前)に参戦してきたので、記憶が新しいうちにレースレポします。
いきなりですが…
6位でした。またしても入賞どまり…。
3年前ならこの結果でも満足感や達成感はあったけど、さすがに今この結果では満足できませんが、これが現実なので記憶が新しいうちに振り返ろうと思います。
既に今年の4分の1が過ぎてしまいましたが、実は今年初のレース。オフシーズンは相変わらずZwiftの割合高めで、生身の人間とほとんど走っていないことと、もともと3月に出場予定だったレースも雨で中止となり、そもそもしっかり走し切れるどうかの不安がまず先にくる。
今回のレースの目標は、シーズン初戦ということもあってまずは「無事に走り切る」その次に「結果」。
当日朝は6時に起床。いつもの薄皮あんぱんを5個食べて、心拍だけ上げるためにローラーでアップ
心拍は166bpmまで
木曜日と金曜日をほぼノーライドにしたので脚はフレッシュな状態でした。
会場には9時に到着し、受付を済ませて9時スタートの1Hエンデューロを少しだけ観戦しながらスタートを待つ。いつもの赤飯おにぎりも2個お腹にいれとく。
試走の順番待ちをしてる時に「心拍計をつけ忘れる」痛恨のミスをかます。。
事前のエントリーリストから、去年の11月に同レースで1人逃げで優勝した土井選手、レブハフトの尾崎選手あたりの動きはしっかりチェックしていくことを意識して
スタートは先頭から3、4列目
ほどなくしてリアルスタート
今回はキングオブエンデューロと2Hソロで100名近くいたので、最初からいきなり逃げは決まらないと予想するが、逃げにも対応できるように出来るだけ先頭付近をキープしながら、ローテをしっかり回しながら序盤は進めたいと考えていた。
ところがレース序盤はイナーメの選手が中心になってハイペースな展開。1周5.1kmのコースを7分45秒くらいで進んでいくと思いきや最初から7分前半を刻んでいく
自分は先頭10番手あたりに位置どり何とかペースが落ち着くのをじっと耐え凌ぐ時間が続く。
過去の自分ならこのハイペースだとすぐに千切れる場面であったが、オフシーズンのZwiftで積んだ効果が出ているのか、全くついていけないペースでもないと感じた(心拍計つけ忘れたのが悔やまれる…)。
あとでラップタイムを見てみると、最初の9周目までは7分前半を刻んでいた。
それに伴って徐々に集団の人数が減っていく。最初の5〜6周でおそらく集団の人数は半分以下まで減っていたか。
ここまでは決定的な逃げは決まらず、マークしていた選手も集団内にいることを確認。
レース開始1時間前後で飛び出す選手が出てくることを警戒しながら、おそらく7周目(記憶が曖昧です)に数名の選手がスタート地点手前のトンネルのあたりで抜け出し、それに数名の選手が追う展開に。
直感的に「ここだ!」と感じたが、一瞬躊躇した時はもう5秒近くタイム差が広がる。適度な疲労もあり追えず。。
結果的に4名(キング2名、2時間2名)の逃げを容認する展開に。
誰が逃げたのかレース中は分からなかったが、マークしていた土井選手と尾崎選手は集団内にいた。
逃げが決まったのがスタートから約1時間経過した時点
取り残された集団は前半のハイペースの影響や、ようやく逃げが決まって少しペースが落ち着いたという雰囲気の中で後半明らかにペースが落ちる。
逃げが決まった8周目あたりは逃げとのタイム差は1分以内で推移していたが、周回を重ねるごとにタイム差は開き、メイン集団内での勝負という雰囲気が徐々に高まっていく。
自分も先頭付近に位置どりし、ローテはきっちり回しながらレースを進めていく。
メイン集団内で大きな動きがあったのは残り1周となった16周目に入ったあたり。キングの1人の選手が集団内から飛び出し自分も同調する動き。後ろを振り返ると3秒くらいの差はあったように感じたのでそのまま踏んでいく。
だが、心拍以上に体へのダメージが大きく、集団を振り切れずに捕まってしまう。集団後方に何とかくらいついて少しだけ休んで、ラストの登りへ。
PITの選手がアタックしたのを確認するが対応できず。また集団後方へ。
そのまま少人数でのスプリントになりゴール
今回のレースに関してはリザルトはどうでもいいと思って真っ先に家族の元へ。
息子が「ととー」って駆け寄ってきてくれて、無事に帰ってこれて良かったと感じた瞬間…
参加していた選手や応援に来てくれた家族や両親と談笑していると、嫁さんがリザルトを教えてくれた。どう受け止めたらいいのか自分でもよく分からなかった。いっそのこと惨敗したほうが良かったとさえ思った。
そんなモヤモヤした今年レース初戦でしたが、もちろん収穫もありました。
今回のレースでゲストライダーとして参加されていたゴローさんの存在です。
レース中最後の16周回目にゴローさんも同じ集団内にいらして、疲れ切った集団を「最後集中していくぞ、前に追いつくぞ」と鼓舞し続け、終いには「ついてこい」と言って集団を牽引していた。
あの後ろ姿はホントにカッコ良かった。男を感じた瞬間だった。
レースが終わった後、近くにゴローさんがいたので、お礼を言えたのは良かった。
先頭で逃げ続けた4名は自分よりもずっと強い選手であることは間違いないないですが、あそこで追えなかった時点で負けですね。
入賞なんていらないって思ってるのなら、最初からDNF覚悟で逃げ集団にくらいつくような脚力と少しの自信を。。
次のレースはまだ未定ですが、また弱い自分と向き合いながらトレーニングに励みます。
参加された皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました😊
「NICO OZ」に加入したので…
こんにちは
久しぶりの投稿です。
この度、Zwiftチーム「NICO OZ」に加入する運びとなったので、チームメイトに向けた簡単な自己紹介をしたいと思います。
【プロフィール】
Zwift名:「SAN ZWI」(さんずい)
年齢 :36歳
活動時間帯:平日の夜メイン(週4回から5回程度)
活動拠点:ワークアウト、時々レース(Bカテor Aカテ)
使用ローラー:Wahoo kicker core
Zwift歴 : 約2年( 2019年2月開始)
体重 :57kg
FTP設定値: 261w
ロードバイク歴: 6年
【NICOに加入した理由】
数あるZwiftチームから「NICO」を選んだ理由は…
声をかけていただいた「モグさん」をはじめ、「あふろ」さんや「なぎ」さんなど、Twitterで交流する人が多くて、加入することでこれまで以上にZwiftが楽しめると確信しました。
②NICOのジャージがかっこいい
最初にNICOジャージのデザインを見た時に一目惚れしました😍
黒ジャージにするか白ジャージにするか迷ってる…。
③Zwiftのモチベーション維持、アップ
Zwiftを始めて2年が経過しましたが、この2年の間にフォロワーの方々とMU(ミートアップ)をやったことがほぼありませんでしたが、最近MUにお誘いいただくようになって、Zwiftの新たな楽しみ方が見出せた気がして、もっとフォロワーの方々と交流を深め、その先に自分の成長があれば最高だ、と考えました。
こんな感じです😊
モチベーション的な事を少し書いておくと、自分のスタンスはリアルレース(実業団レースではない)がメインです。
「やるからには優勝したい」
ただそれだけです。そのためにローラーをやるという位置付けです(ちなみに、ロードバイク歴は6年ですが、一度も優勝したことはありません。2位が最高順位)。
ですから、Zwiftではワークアウトやレースに出る事が多いです。
悩みといえば…
PWRから見れば、カテゴリーがAですが、いざAカテのレースに出ると最後まで先頭集団でついていけず、千切れた途端に集中力が切れ、結果として何かモヤモヤ…なんてこともあり、Bカテのレースにも出てみたりしてます(Bカテであれば優勝こそできないが先頭集団でワチャワチャできるレベル)。
PWRが4倍台の前半(4.0w/kg〜4.4w/kg)の方だとこの気持ちが共有できると思いますが。。
これからは「NICO」の名前をつけて走るので、カテゴリー詐欺はしたくないのですが、レースを最後まで楽しみたいし…と葛藤しておりますが。。
悩ましい…
…しばらくはAカテで揉まれることにします👋
あと、最近は早朝MUにもお誘いいただいて、時々参加させていただいておりますが、これはテレワークの恩恵で参加できているところがあります。元の勤務形態に戻れば、朝6時台には自宅を出ているため、なかなか早朝MUに参加できないと思いますが、その分は夜の部で頑張りたいと思ってます。
最後に…
Twitterで知り合った方に誘っていただいた「NICO OZ」というチームに入ることで、より多くの方との交流を持ちたいことはもちろん、自分の「強くなりたい」モチベーションの維持・向上に繋げていきたいと思ってます。
NICOのみなさま、どうかよろしくお願いします🥺
ツールドモリコロ 2Hエンデューロ参戦
昨日、新型コロナウイルスの影響で鈴鹿エンデューロが中止となって、今シーズンの最終レースとなった「ツールドモリコロ 」に参戦してきました(^o^)
私がエントリーしたのは2時間ソロ(午前)の部。
事前にエントリーリストを見ると、コロナ禍も影響し、参加人数が50人もいない。個々の名前を見ても強い人が少ないと思っていた。
でも、どんなレースにも強い人は一定数いるのは間違いないので油断はしてなかったが、目標はもちろん優勝すること。レースに出る以上それしかない。
また、私たちが走る2時間エンデューロと同時にキングオブエンデューロ(午前2時間+午後2時間)のメンバーも確認したが、E1戦士も複数人、他にも強い人が多数いてレース前から震えてた((((;゚Д゚)))))))
レース当日の朝にローラーで心拍だけ上げて、イナーメオイルを塗っていざ会場へ。
今回は珍しく嫁と子供も来るとのことでいつも以上に気合が入る(ただ、家族の前でいい結果が出た試しがない)。
会場に着いて受付を済ませると、自分が自転車を始めて間もない頃にこのモリコロ パークで自分から声を掛けて友達になったSくんがいた。彼はこの大会で過去何度も優勝してる人で、エントリーリストには載ってなくて「まさか!?」と思ったが、今日は私の応援に来たとわざわざ会場まで駆けつけてくれたよう(彼が同じカテゴリーで走った時点で私の優勝はなくなるので安心した)。年齢は20歳くらいなので1回りも年下だが、礼儀正しく、そして自転車が強い好青年だ。
そんな彼が「今日はメンバーが薄いから優勝狙えますよ。頑張ってください!」と言うもんだから余計プレッシャー(゚∀゚)
家族とS君が見守る中、先頭から4列目のポジションでレーススタート!
キングオブエンデューロの方が少し先にスタートしたが、程なくして合流。
半周過ぎたあたりからリアルスタート!
リアルスタートと同時にファーストアタックがかかると予想して、先頭付近に位置どりするも、アタックかからず…。
それでも2周目に入ったところで数名の選手が抜け出す。それに私も反応し、さっそく4名の逃げができた。私はこのまましばらくは逃げたいと思い、周りの選手に声かけながら協力を促すが、なかなか意思統一できず、半周もしないうちにすぐに集団に吸収される。
逃げに乗ると心拍は170は軽く超えてくるので、吸収されると集団後方で休んで、心拍を落ち着かせて次の動きに備える。自ら仕掛けてもおそらく誰も反応せず、1人で無駄足を使うだけになる事は分かっていたので、誰かが仕掛けたアタックは全部反応するつもりだった。
その後もまた数名の選手が抜け出す形が出来て、それにも反応するが、逃げグループに明確に逃げる意思がないので程なくして再度集団に吸収される…。
結局前半の1時間くらいは、細かいアタックはあったが、大きな動きはなく30人から40人くらいの大きな集団のままだった。
レースが動いたのはレース開始1時間経過したあたり。1人の選手がアタックした模様。
実はこれに全く気が付いていなかった(°▽°)
気付いたのは、ゴール付近でレース実況してる人が「先頭とは○秒差です」のアナウンスで知る。
集団内も、2時間エンデューロの選手なのかキングの選手なのかも全然把握しきれていない様子。
そんな中集団内のある選手が「2時間の選手です」と教えてくれた。どうやら逃げている選手と同じチームメイトのよう。「彼(逃げてる選手)はラスト30分で300w出せますよ」と脅しにも聞こえる発言。
優勝を目標にしている自分にとってはかなり辛い状況に変わりはない。
この時点でレース時間が残り1時間弱…。レース当日は風も強かったし、そのうち吸収されることを祈って、自分も集団内で時々ローテ回しながら残り時間を消化していく。
逃げてる選手とのタイム差は40秒から最大1分まで開いていた。先程30分300wはあながち嘘でもなさそうなくらいタイム差が縮まらない。縮まるどころか開く一方。
集団としては、キングの選手が逃げてる状況ではないので追う必要がない。かといって自分を含む2時間の選手が集団先頭に集まって逃げる選手を追う形を作れる状況ではなかった。レース前から分かってはいたが、集団の流れを作るのはいつもキングの選手。自分を含む2時間の選手はその動きに対応するだけ。キングの選手と2時間の選手ではあまりにも実力差があると改めて感じていた。
そんな中残り30分〜45分のあたりで、いつものようにキングの選手がアタック。それにキングの選手が中心となって反応。自分もそれに反応すると、計6名の逃げグループが形成された(既に逃げてる選手がいるので、正確には逃げではない)。メンバーはかなり強力。キングの選手5名と自分。レース時間も残り少なくなってきたので、このまましばらく踏み続ければ集団から抜け出せるとみんなで声かけしながらきっちりローテしてく。正直この抜け出したグループに自分と同じカテゴリーの人が誰もいなかったので、このまま抜け出しが決まれば、まだ先頭の選手に追いつけるかもしれないと他力本願ではあるが、優勝への望みを繋いだ瞬間だった。
しかし、集団はさすがにこの強力なメンバーを放置するはずもなく程なくして吸収され、また振り出しに。
残り時間が30分切ったあたりからは集団に大きな動きもなく、ソロで逃げ続ける選手とのタイム差は多少縮まるがそれでも30秒〜40秒を保ったまま。強すぎる…。
レース後にS君から聞いた話だが、ソロで逃げてる選手はラスト2周回あたりでタイムが落ちてきて、最終周回でもしかしたら集団に吸収されてるかもしれない、というところまできていたらしい。
集団もラスト周回に。自分の脚質的にまともにスプリント勝負したら歯が立たないのは分かっていたので、ロングスプリントで勝負するとアタックするポイントを前々から決めていた。
いざ、ロングスプリント!
しかし、キングの選手が予想以上に早めにスプリント開始。それに周りの選手が次々に反応。自分としてもそれに反応しないと置いていかれると必死に踏む。しかし、足は全く残っておらず、最後ゴールまで足も心拍も持たず、フィニッシュ!!
おそらく自分の前には10人近い選手がいたので、完敗だった。正直達成感みたいなものは全くなく敗北感しかなかった…。
レースが終わって、家族とS君のもとへ。
最初に出てきた言葉は「ごめん」だった…。せっかく応援しに来てくれたのに、不甲斐ない結果で情けない。
家族とS君は優しい言葉をかけてくれたが、それが逆に辛い。
S君が「総合では9位くらいですが、カテゴリー 別では3位だと思います」と。
シーズン最終戦、落車することなく無事にレースが終わった安堵感みたいなものはあったが、結果に関しては全く嬉しくなかったσ(^_^;)
タグを返却して、リザルトを確認すると…
「カテゴリー 別で2位」でした(^^)
表彰式もなく何とも微妙な心境でしたが、せっかくなのでSくんにも写真を撮ってもらう。いちを笑顔で写真撮ってもらったがこの笑顔は安堵感の笑顔です…。
【レースデータ】
今シーズンはこれにて終了です。
今回のレースは、強い人と走れて、悔しさを通り越して逆に清々しいくらい圧倒的な力の差を目の当たりにした、絶望感みたいなものを味わえたのが最大の収穫です。
まぐれなんて存在しない、実力どおりのリザルトがはっきりと出たレースでした。
まだまだ自分でレースを動かす力も勇気も経験も足りてません。
これまでのトレーニング内容ではこれ以上大きな飛躍が見込めない事も感じてるので、何かを変えていかないといけませんね。
その「何か」が何なのか今はまだ整理できていませんが、このまま競技人生を終えるわけにはいかないという闘志はまだまだ残っているようなのでまたゼロから見直して積み直していけたらと思ってます。
このコロナ禍でレースを開催していただいた主催者の方々、関係者、レースを一緒に走ってくれた方々、応援に来てくれた家族とS君、全てに感謝です。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
AACA CUP(1-2)レース参戦
昨日、地元開催のKINAN AACAカップ(カテゴリー 1-2)に参戦したのでレースレポ書きました(^o^)
【KINAN AACA CUPとは】
名前のとおりKINAN Cycling Teamが主催するレースで、岐阜県にある「国営木曽三川公園 長良川サービスセンター前 特設コース」で行われる事が多く、毎月1回程度開催されています。
エントリー費用が3000円(当日エントリーだと+1000円)と少々の手数料を支払うだけで参加できることや、カテゴリーも「1-1」から「1-4」と自分の実力に合ったレースをチョイスできることから競技志向の地元サイクリストを中心に人気の高いレースです(≧∀≦)
【コースプロフィール】
1周3.5km平坦コースを各カテゴリーで設定された距離を反時計回りで周回します。
最北端から南に180°ターンするところと、最南端から北に180°ターンするところがインターバルがかかるのでそこを上手くクリアするのがポイント。
特に最北端から南に180°ターンする時は、加減速が激しいので後ろにいると集団が縦に大きく伸びるのでホントにキツイ…。
会場が川沿いにあるため、時には風が強くコースの半分は追い風、半分は向かい風といった具合になる事も多いです。
【自分自身の目標やモチベーションなど】
今年最大の目標にしていた「ツールドおきなわ」がコロナの影響で早々に中止となったため、12月に開催予定の「鈴鹿エンデューロ」を最大の目標に切り替え何とかモチベーションを維持。
各種レースも軒並み中止になり、レース感が全くないまま本番を迎えるのも危険なため、10月と11月にそれぞれ最低でも1レースは経験したいと思い今回のAACA CUPにエントリーした。
このAACA CUPは2019年に初めて出場し、去年は3回?くらいは参戦している。カテゴリーはいずれも上から2番目の「1-2」。
(最上位の「1-1」はKINAN Cycling Teamの選手など国内プロ選手も参戦するので自分は完全に場違いというのは分かっている反面、いつかはそこで走りたいという思いは密かに抱いている)
コロナイヤーの今年も実は7月にAACA CUP(1-2)に出場したが、開始5分で集団落車に巻き込まれてそのままDNFとなっており、その記憶が少し残った状態で参戦であった。
ここまでの流れからお分かりのとおり、結果は散々…。
このAACA CUPは落車防止の観点からも最後のスプリントに絡めなければスプリントする意味がない。
…というのもリザルトが5位までしか出ない。6位でもDNFでも同じ扱いとなる。
そんなAACA CUPで私は1度もリザルトに名前を載せてもらったことがない。今までの最高順位は10位?程度…。
私は脚質的にド平坦が弱い。いわゆるロードレースのようなアップダウンのあるコースならまだチャンスがあると思っているが、スプリント力がないので、もしこのレースで勝機を生み出すとしたらサバイバルな展開に持ち込んで少人数でのスプリントしか考えられない。
その苦手なド平坦コースでもレース感を少しでも取り戻したい、あわよくばリザルトに自分の名前載せたい(優勝はムリ!!)くらいのモチベーションで今回は臨みました。
距離が63km(カテゴリー1-2)とクリテリウムのような短距離ではないところが自分にとって唯一の救い。
2時間から3時間のレースが好きな自分にとってはプラス材料。
【レース前】
レース当日はゆっくり朝7時に起床。
土日の朝、必ず食べる「薄皮あんぱん」を5個とホットコーヒー。
(今年に入って約80袋、約400個は食べてる)
朝食後は洗車
レース前には必ずやります。自分の中のルーティンになってて洗車しないと落車しそうで怖いため絶対やります。
(洗車しても落車は何度かしてます…囧)
レースは14時半スタートの予定で時間はたっぷりありましたが、ローラーで軽くアップだけします。
心拍を上げるだけで、あとは回すだけ。35分で終了。心拍はすぐに上がり171bpmまで。足も少し重たく感じ、好調とは決して言える状態ではなかった。
自宅を12時前に出発し、13時半に現地到着。
宇都宮ブリッツェンの車の隣が空いてたので遠慮なく駐車(°▽°)
受付を済ませ、最上位カテゴリー(1-1)のレースを見ながらストレッチなどをしながら過ごす。
同じカテゴリーに参戦するメンバーの中に、時々練習会でご一緒する方も数名いて、多少リラックスした雰囲気でスタートを待つ。
スタートの待機場所で辺りを見渡すと計40名くらい?は参戦している模様。
【レース】
3列目からのスタート
最初の2kmくらいはパレード走行で、最北端から南下したあたりからリアルスタート
最初の逃げには絶対乗りたいと決めていたため、リアルスタート後のアタックに警戒しながら前めのポジションをキープ
2周目に入って数名がアタックしたのでそれにブリッジする形で反応するもすぐに集団に吸収。
2周目か3周目あたりで、私のすぐ前を走る選手がまさかの落車!( またかよ…(ToT) )
その隣にいた選手も巻き込まれる。すぐ後ろにいた私は落車を確認した直後にすぐブレーキをかけ、ハンドルを右に倒し、落車した選手をギリギリ踏みつけることなく何とか回避。だが後続は落車の影響で足止めを喰らう選手もちらほら。その影響で集団の前にいた選手が結果的に逃げみたいな展開となる。逃げは5名程度でリードは10秒弱といったところ。自分のいたメイン集団は無理に追うことなく容認。タイム差がこれ以上開かなかったので、逃げ集団も上手いことローテーションできてなかったと思われた。時には自分もメイン集団の先頭で逃げとの距離を意識しながらローテーションに入る。
程なくして逃げを吸収。
その後は、数名の選手がアタックをかける展開が何度かあったが、集団はそれを容認せず。数名の選手が2〜3秒差で前方に位置するような展開も時にはあったが、決定的な逃げが決まることなく、前半が終了。
自分は最初の逃げに乗った時に心拍が180bpmを超えていたため、その後は心拍を何とか160台まで下げるために集団待機の時間が前半戦は多かった。ただ、アタックを引き続き警戒して集団前方(前から10番以内)には位置取りして、時にはローテーションに入りながら前半が終了。
1周回するうちにインターバルが2回かかるが、それ以外は集団内にいれば150wくらいで回せる。風は南から北に向かって緩やかに吹いていたため、コース前半は追い風で時速45km/hは普通に出ていた。後半はやや向かい風で先頭は5倍で踏まないと時速40km/h出ないような感覚だった。
レース後半…
さすがにこのまま何もなくレースが終わるわけもなく、14周目に入る直前のコーナー、インターバルがかかる区間で集団先頭の選手がアタック。それに後続が反応し一気にスピードが上がる。自分は先頭から15番手?あたりにいてコーナーの減速から直線に向いて加速する際に直前を走る選手が千切れ、その選手が左に避けローテーションを飛ばそうとする。すぐ後ろにいた自分は前の選手のさらに左側に位置していたため、そのまま自分も左に寄れて、先頭集団(10名くらい?)が徐々に遠のいていく…。
ここだっ!
まだレースは後半戦に突入したばかりだが、おそらくここが勝敗の分かれ目だと判断して、左に寄れながらも先頭集団にブリッジをかける。追いかける前の集団は約10名で距離にして30m?くらい離れていた。
しばらく全開で踏み続けるが先頭とは距離が縮まりもしないし、離れもしないような状態…。
心拍も180bpmオーバーでオールアウトしそうな状況。ふと後ろを見ると誰もいない。メイン集団は30m?後ろに…:(;゙゚'ω゚'):
このまま単独で先頭集団に追いつきそうにないと判断し、後ろのメイン集団に戻ることに。ギリギリメイン集団の最後尾に位置取れたが、この時はこのままメイン集団から千切れていてもおかしくない状態で、レース中いちばん辛い時間帯だった。
この時は、心拍を下げながらメイン集団が先頭集団を吸収してくれるのをただただ祈ることしかできなかった…。もう自分の力ではどうにもならない状態。
だが、運良くメイン集団が先頭集団を吸収し、また集団がひとつに。この頃には自分の心拍も160台まで下がり回復(*゚∀゚*)
残り周回も徐々に少なくなってきた。
残り5周くらいしても決定的な逃げは決まらなかったので、これは最後のスプリント勝負だと確信し、自分の勝率は限りなくゼロに近い展開。
話は少し逸れるが、参戦していた選手の中に密かにマークしている選手がいた。それは「愛三工業レーシングチーム」のジャージを着た2名。愛三工業の下部組織なのか何かよく分からないが、身にまとうジャージや走りからして絶対強い選手だと思った。実際周りの選手もおそらく同じ意識を持っていて、この選手らが動けば絶対誰かがチェックに入る動きが幾度となくあった。みんな警戒していた。
レース後半にはこの選手を含む3名の逃げも出来て、このまま行かせたらマズイ!
…とメイン集団の誰もが感じたと思うが、逃げ集団のローテーションが上手いこといかなかったのかしばらくして吸収できたのは良かったσ(^_^;)
話は戻るが、大きな動きもなく早くも最終周回に。
ゴール前のスプリント区間が短いので最終コーナーで先頭付近にいないと勝負にすら絡めない、もっといえば最終コーナーに入る前の位置取りが最も重要なコースになっている。
それを選手全員が認識しているので、最終コーナーに入る前、残り1kmくらいから激しい位置どり合戦。すると集団右側から愛三工業レーシングチームの選手が強烈なアタック!おそらく集団の最後尾あたりから一気に加速したんだと思う。それに当然周りの選手が反応。これを皮切りにアタック合戦が始まる。
自分は先頭から10番目あたりでその強烈なアタックを見たと記憶してる。もちろん自分も残りの足を全て使い切るつもりで踏む。最終コーナー入る手前で5番手あたりまであがれて、そのままスプリント…。
抜くことも抜かれることもなくフィニッシュ!!
結果は…
5位!!
初めてリザルトに自分の名前を載せる事が出来た!!😊
ちなみに優勝はやっぱり愛三工業レーシングチームの選手だった。最後のスプリントも圧倒的な強さ。
5位と言う結果について、もちろん満足なんかしていないが、苦手な平坦ステージで5位に入れた事、これまでの成績の中では最上位でフィニッシュできた事は素直に喜ぶことにした( ^ω^ )
【レースデータ】
【レースを終えての感想など】
力不足といえばそれまでだが、レース展開を読み切る力も全く足りないと感じた。
逃げが決まりそうとか、強そうな選手の見極め、千切れそうな選手の見極め…などレース中に潜むリスクをしっかり見極め、足を使うところは思いっきり使い、休む時はしっかり休みながらレースを進められる「洞察力」や「状況判断力」みたいなものがまだまだ足りない。
レースの状況をもう少し冷静に判断できたらレースを楽に進めることが出来たと思う。
あとは…
「勇気」が足りない。「逃げる勇気」
レースを終えると自分含めですが、色々な選手が「なかなか逃げが決まらなかった」と口を揃えて言う。その中で自ら仕掛けてる選手がどれだけいるのかって話です。正直、自分は誰かがアタックしたらそのチェックに入り、あわよくば逃げ集団ができないかと消極的な思考しかない。今後色々な経験を積む中で変えたいと思ってる。
レース経験も圧倒的に足りないのは間違いないが、それよりも「逃げて失敗したらどうしよう」と先に頭で考えるから中途半端な逃げしか出来ない弱い自分がいることを再確認した。
あぁ、情けない…(>_<)
最後に
やる事は変わりません。
何か特別なメニューを考えてるわけでもありません。
ただただ「継続」することだけを心がけます。
鈴鹿の前に、11月に1レース頑張りますo(^-^)o
長文になりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました😊