ツールドモリコロ 2Hエンデューロ参戦
4月10日(土)ツールドモリコロ の2Hエンデューロソロ(午前)に参戦してきたので、記憶が新しいうちにレースレポします。
いきなりですが…
6位でした。またしても入賞どまり…。
3年前ならこの結果でも満足感や達成感はあったけど、さすがに今この結果では満足できませんが、これが現実なので記憶が新しいうちに振り返ろうと思います。
既に今年の4分の1が過ぎてしまいましたが、実は今年初のレース。オフシーズンは相変わらずZwiftの割合高めで、生身の人間とほとんど走っていないことと、もともと3月に出場予定だったレースも雨で中止となり、そもそもしっかり走し切れるどうかの不安がまず先にくる。
今回のレースの目標は、シーズン初戦ということもあってまずは「無事に走り切る」その次に「結果」。
当日朝は6時に起床。いつもの薄皮あんぱんを5個食べて、心拍だけ上げるためにローラーでアップ
心拍は166bpmまで
木曜日と金曜日をほぼノーライドにしたので脚はフレッシュな状態でした。
会場には9時に到着し、受付を済ませて9時スタートの1Hエンデューロを少しだけ観戦しながらスタートを待つ。いつもの赤飯おにぎりも2個お腹にいれとく。
試走の順番待ちをしてる時に「心拍計をつけ忘れる」痛恨のミスをかます。。
事前のエントリーリストから、去年の11月に同レースで1人逃げで優勝した土井選手、レブハフトの尾崎選手あたりの動きはしっかりチェックしていくことを意識して
スタートは先頭から3、4列目
ほどなくしてリアルスタート
今回はキングオブエンデューロと2Hソロで100名近くいたので、最初からいきなり逃げは決まらないと予想するが、逃げにも対応できるように出来るだけ先頭付近をキープしながら、ローテをしっかり回しながら序盤は進めたいと考えていた。
ところがレース序盤はイナーメの選手が中心になってハイペースな展開。1周5.1kmのコースを7分45秒くらいで進んでいくと思いきや最初から7分前半を刻んでいく
自分は先頭10番手あたりに位置どり何とかペースが落ち着くのをじっと耐え凌ぐ時間が続く。
過去の自分ならこのハイペースだとすぐに千切れる場面であったが、オフシーズンのZwiftで積んだ効果が出ているのか、全くついていけないペースでもないと感じた(心拍計つけ忘れたのが悔やまれる…)。
あとでラップタイムを見てみると、最初の9周目までは7分前半を刻んでいた。
それに伴って徐々に集団の人数が減っていく。最初の5〜6周でおそらく集団の人数は半分以下まで減っていたか。
ここまでは決定的な逃げは決まらず、マークしていた選手も集団内にいることを確認。
レース開始1時間前後で飛び出す選手が出てくることを警戒しながら、おそらく7周目(記憶が曖昧です)に数名の選手がスタート地点手前のトンネルのあたりで抜け出し、それに数名の選手が追う展開に。
直感的に「ここだ!」と感じたが、一瞬躊躇した時はもう5秒近くタイム差が広がる。適度な疲労もあり追えず。。
結果的に4名(キング2名、2時間2名)の逃げを容認する展開に。
誰が逃げたのかレース中は分からなかったが、マークしていた土井選手と尾崎選手は集団内にいた。
逃げが決まったのがスタートから約1時間経過した時点
取り残された集団は前半のハイペースの影響や、ようやく逃げが決まって少しペースが落ち着いたという雰囲気の中で後半明らかにペースが落ちる。
逃げが決まった8周目あたりは逃げとのタイム差は1分以内で推移していたが、周回を重ねるごとにタイム差は開き、メイン集団内での勝負という雰囲気が徐々に高まっていく。
自分も先頭付近に位置どりし、ローテはきっちり回しながらレースを進めていく。
メイン集団内で大きな動きがあったのは残り1周となった16周目に入ったあたり。キングの1人の選手が集団内から飛び出し自分も同調する動き。後ろを振り返ると3秒くらいの差はあったように感じたのでそのまま踏んでいく。
だが、心拍以上に体へのダメージが大きく、集団を振り切れずに捕まってしまう。集団後方に何とかくらいついて少しだけ休んで、ラストの登りへ。
PITの選手がアタックしたのを確認するが対応できず。また集団後方へ。
そのまま少人数でのスプリントになりゴール
今回のレースに関してはリザルトはどうでもいいと思って真っ先に家族の元へ。
息子が「ととー」って駆け寄ってきてくれて、無事に帰ってこれて良かったと感じた瞬間…
参加していた選手や応援に来てくれた家族や両親と談笑していると、嫁さんがリザルトを教えてくれた。どう受け止めたらいいのか自分でもよく分からなかった。いっそのこと惨敗したほうが良かったとさえ思った。
そんなモヤモヤした今年レース初戦でしたが、もちろん収穫もありました。
今回のレースでゲストライダーとして参加されていたゴローさんの存在です。
レース中最後の16周回目にゴローさんも同じ集団内にいらして、疲れ切った集団を「最後集中していくぞ、前に追いつくぞ」と鼓舞し続け、終いには「ついてこい」と言って集団を牽引していた。
あの後ろ姿はホントにカッコ良かった。男を感じた瞬間だった。
レースが終わった後、近くにゴローさんがいたので、お礼を言えたのは良かった。
先頭で逃げ続けた4名は自分よりもずっと強い選手であることは間違いないないですが、あそこで追えなかった時点で負けですね。
入賞なんていらないって思ってるのなら、最初からDNF覚悟で逃げ集団にくらいつくような脚力と少しの自信を。。
次のレースはまだ未定ですが、また弱い自分と向き合いながらトレーニングに励みます。
参加された皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました😊