【実録】寸借詐欺
こんばんは
こんなタイトルでごめんなさい。
大した話ではないのですが、どうしても話がしたくて…。
Twitterでは既に呟いたのですが、昨日ロードバイクで帰宅途中に道端で見知らぬおじさんに突然声を掛けられました。
おっちゃん:「この辺の人ですか?」
スピードもある程度出ていましたが、何故か気になっておっちゃんのもとに駆け寄りました。
お世辞にもお金を持っていそうなおじさんではなさそう。
私:「どうしました?」
おっちゃん:「家に帰りたいんですが、お金を落として帰れません。電車賃をいただけませんか?」
…と身に付けていたボロボロのズボンのポケットに穴が空いているアピールをし始めました。
私:「…でいくらいるの?」
話に乗っかる私。
おっちゃん:「500円でいい」
私:「分かりました」
(500円くらいなら人助けだと思えば安いもんだ)
おっちゃん:「ありがとうございます、でもできれば1000円くらいあると、最寄りの駅まで帰れます。最寄り駅は○○市にある△△駅です」
それっぽい事を言う。
(増額もしてきよった!!)
財布を出すと、小銭が1円もない。小銭は会社に全て置いてきたことにその時初めて気付いた。
正直、見ず知らずの人に1000円渡すのは抵抗があったが、おっちゃんの目の前で財布を既に出しているのに、ここで引っ込めるのもなぁ…と2秒間でものすごい葛藤。
最終的に私は1000円をおっちゃんに渡した。
私:「どうぞ」
おっちゃん:「ありがとうございます!」
私:「ところで今日は仕事か何かでこちらの方へ来てたんですか?」
おっちゃん:「ちょっと□□図書館に行ってました」
私:「そうですか。念のため名前と年齢を教えていただけますか?」
おっちゃん:「タナカケンイチロウ 53歳です。ケンイチロウのケンは健康の健に…(略)」
私:「そうですか。気をつけて」
おっちゃん:「ホントありがとうございました!」
おそらく最初に声をかけられてから別れるまで、1〜2分のやりとりだった。雨も降っていたので急いでいたというのもある。
帰宅後、すぐに嫁に事情を話した。
私:「今さっき道端でおっちゃんに出会って…(略)」
嫁:「何で名前と年齢聞いたの?(半笑い)」
私:「そう!今思い返すと自分でも何で名前と年齢を聞いたのかは謎…。やっぱり騙されたのかな?」
嫁:「当たり前だよ。騙すつもりがなかったら、口座番号聞いて、後日お返ししますの一言があるじゃん」
私:「そっかぁ!!言われてみればそうだね」
嫁:「騙されたねー(半笑)」
嫁に言われてハッとしたが、その時は少し冷静さを失っていた。
思い返してみれば不可解な点はいくつかあった。
いい大人だし1000円という金額に固執しているわけではないが、だんだん腹立たしくなってきた。
ホントに電車賃を落として困っている人だったら話は全く別だが、人の善意につけ込んで金を騙しとったとしたら、それは人として最低な行為だ。
それだったら「お金に困っているから少し分けてください」とストレートに言われた方がよっぽどマシだ。
嫁に話をし、今日の出来事をブログにまとめていたら、だんだん気持ちが落ち着いてきたが、真実が確認できないのはやっぱりモヤモヤする。
…と同時に、自分の器が小さいことに気付く。
本日は自転車ネタとは全く関係ありませんが、自分の気持ちを整理するためにもこの話題となりました。
くだらない話でごめんなさい。
先日、私がフォローしている方のTwitter見ていて、「人間の本質」みたいなテーマの呟きがありました。
普段生活していて「人間の本質」なんて真面目に考えませんよね?w
私は考えませんが、そのツイートを見て、少し自分の中で考えたんです。
「人間の本質…??」
答えは人それぞれだと思いますが、私の出した答えは「他人を思いやること」でした。
これは江戸時代も令和の時代も変わらないし、AIには決してない人間の素晴らしい部分だと、つい先日思った矢先の出来事だったので余計にモヤモヤしてます。
人の善意につけ込むなー!!
くだらない内容、失礼しました。
みなさんも気を付けてください。
そういえば、24日に注文したイナーメオイルが26日に自宅にさっそく届きました。
ローラー用のオイル「Indoor Racer」
ロードレーサーではない私にはピッタリw
4000円以上だと送料無料ということでこちらも買いました
身体をコロコロするやつ
おまけも入ってました( ͡° ͜ʖ ͡°)
販売されている方が、練習仲間ということもあってサービスしていただきました。
ありがとうございます!
最後までお付き合いいただきありがとうございました😊