大人の【本気】部活動

「第二集団」からの脱却を目指すホビーライダーの日々

体の硬い私が柔軟性について考えてみた

こんばんは

 

先日、国の緊急事態宣言が解除され、さっそく17日に単独で外へ飛び出したのですが、いきなりガラスの破片を踏んでパンク。1時間足らずの楽しいライドでした…(T ^ T)運がないです。

 

さて今日はロードバイクと柔軟性の関係について私の実体験を踏まえた上でのお話をしたいと思います。

 

なぜこのテーマを取り上げたか、まずはその経緯などについてお話します。

 

2019年シーズンに、京都で開催された美山サイクルロードレースに初出場した時の話です。

 

私が昨年から参加させていただいている練習会の代表の方が、毎年のように美山サイクルロードレースに出場しており、誘っていただいたのがそもそもの始まりです。

 

その練習会のメンバーから私を含め6人で参戦することとなりました。

 

私の住んでいる地域からレース会場までは約200km離れており、前泊しての参戦でしたが、旅行費用を極力抑えるため、全員同じ部屋です。

 

就寝前、メンバーそれぞれがリラックスした雰囲気の中「ストレッチ」などをして過ごしています。

 

今まで宿泊してロードレースに参加した経験がなかった私は、その光景がとても新鮮でした。

 

そこで感じたことは「みんな(自分よりも)体が柔らかい」ということです。

 

実は私、体が無茶苦茶硬い…

 

どのくらい硬いかというと

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こんな感じ。床から10cm以上離れています。

 

でもなぜか股関節まわりは柔らかい。

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ちょっと分かりにくいですが、こんな感じ。

 

話を戻しますが、レース前日は自分よりも体が柔らかい方ばかりでショックを受けた記憶があります。

 

 

ここで、1つの疑問がわきます。

 

ロードバイクの速さと柔軟性って関係あるのか?」

 

自分なりに少しだけ勉強してみました。

 

「体が柔らかい」=「ロードバイクが速い」

となれば、風呂上がりの柔軟体操とか少しはやる気になると思って、色々調べてみました。

 

ロードバイクと柔軟性の関係については、様々な方が紹介していますが、正直情報量が多すぎて何を信じていいのか分からなくなりそうですが、自分なりの解釈・結論はこうなりました。

 

①前傾姿勢をできるだけ楽に保つために、背中まわりの柔軟性が必要

 

②効率のよいペダリングをするためには股関節の柔軟性が必要

 

③柔軟性が上がると怪我しにくい

 

です。

 

①は、感覚で何となく分かります。

 

②は、正直ピンとこない方もいると思います。私もあまりピンときていませんΣ(゚д゚lll)

 

③は学生時代から嫌というほど聞かされていたので、疑う余地はありませんw

学生時代にスポーツやっていた方なら特に…

 

 

もう少し話を進めます。

 

①について

柔軟性の話とは少し逸れますが…

私が2018年シーズンから少しずつロードレースでの結果が出始めたらこととも関係するのですが、レース中に下ハンを持っている時間が明らかに増えました。

 

空気抵抗を減らすことができたのです。

 

 

こんなに体が硬い私にそれができたのはなぜでしょう?

 

 

柔軟性が向上したからではありません。

 

 

それは「ステム」です。

 

以前は9cmのステムを使用していましたが、ある時チームメカニックの人に

 

「○○君、ステム短すぎじゃね?」と。

 

それまで気にも留めていなかった「ステム」を言われるがままに交換しました。

 

10cmと11cmの両方を試し、結果11cmを選択。

 

【Before 9cm】

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【After 11cm】

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ちなみに使用しているステムは

「3T ARXⅡ TEAM +6° 110mm」

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お値段は税抜13000円なり。

 

これにした理由は…

特にないです。

チームメカニックの人の言われるがまま…。

(だってステムだよ!?「何でもいいじゃん」の発想です)

 

もちろんステムにもこだわる方はいますが、自分の体に合った長さと角度であれば十分だと私は思います。

 

ちなみに、複数の長さのステムを所持しシーズン時とオフシーズン時と使い分けているライダーもいると聞きました。

 

今、私もオフシーズン時は10cmにしようか検討中です。

 

 

話は戻りますが、

ステムを2cm伸ばせば、強制的に前傾姿勢が取れます。

 

言われてみればそのとおりですが、当時初心者だった私はそんなことにすら気付いていませんでした。

 

前傾姿勢をキープする筋力や柔軟性はもちろん必要ですが、ステムの変更が走行中の空気抵抗を減らし、(以前より)低出力での高速巡航を可能にし、結果として好成績に繋がったと言えるかもしれません。

 

 

自分の体に合ったステムに背中まわりの柔軟性が加われば、更に楽な前傾姿勢をキープでき、ロードバイクを長く・速く進めることができる、ということです。

 

 

②について

股関節とペダリングの関係については、ここでは触れません。様々な方がブログ等で紹介していますので、そちらを見てくださいw

(おーい!!)

 

美山サイクルロードレースへ参戦したメンバーの中に元プロ選手(詳しくはよく知りません…)がいるのですが、その方に「ペダリングがきれい」とレース後に褒められました。

(ただの自慢か!?)

 

ペダリングがきれい」は、抽象的な表現ですが、要するにペダルに無駄なく力が伝わっているということです。

(無駄な力はもちろんありますが…)

 

股関節が硬いと膝が外に逃げてペダルにうまく力が伝達できない、らしいです。

 

それを踏まえると「股関節が柔らかい私は普通のローディーよりも上手いことペダリングができている」と(勝手に)解釈し、

股関節の柔軟性は大事だという結論に至りました。

(なんだそれ!)

 

 

まとめです。

柔軟性はロードバイクの速さとは直接関係があるとは断言できないが、あることにデメリットはない。要するに柔軟性はないよりはあった方が絶対いい!

 

そんなことは間違いなく言えそうですね。

(結局そういう話ね…)

 

 

あとは…

(特に初心者の方は)自分のロードバイクをグレードアップするためのアイテムとして、真っ先にホイールなどを選択する方も多くいらっしゃると思いますが、ポジションを意識した「ステム」選びも重要だと思いますよ。

(ホイールより随分安いし!)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました😊