大人の【本気】部活動

「第二集団」からの脱却を目指すホビーライダーの日々

過去の戦績から分かること【その4】〜分析編(最終回)〜

先日は、今よりも強くなりたい、レースで結果を出したい方は、まずは月間1000kmを目標に…、という話を自分の実体験をもとに話しました。

 

月間1000kmをコンスタントに達成していくことができた要因を①外的要因②内的要因の2つに分類し、前回は①外的要因について触れたので、今回は②内的要因について話をします。

 

ここでいう「内的」とは、要するに「お金をかけずに」とか「自分の意識」の話だと思っていただければ結構です。

 

 

さっそくですが、内的要因の

 

1つ目は「食生活」です。

 

食生活といっても栄養学などの難しい話は一切ありません。

 

突然ですが、お酒は好きですか?

 

私は大好きです。20歳の時から既に大好きでした。

ロードバイクに乗り始めた2015年頃(29歳)もお酒が大好きで、ビール350mlを毎日欠かさず1本以上は飲んでました。

 

ところが、レースで結果を出したいと本気で思うようになった2018年頃にお酒の量を意識的に減らしました。お酒が大好きな自分にとっては、急にやめることは不可能だし、逆にストレスが溜まると考え、ビールの本数を週7本から3本に減らすようにしたのが始まりです。

 

仕事柄、お付き合いでお酒を飲む機会は相変わらず多かったですが、家でお酒を飲む本数を減らし、翌日のトレーニングに悪い影響を出さないよう心がけていました。

 

私は今でもお酒は飲みますが、仕事での飲み会の回数は劇的に減り(減らし)ました。自宅でも週末に500mlのビールを1本飲むくらいには楽しんでいますが、それ以上は飲まなくなり、次第に大量には飲めない体になってきましたし、何より飲みたいという気持ちが徐々に薄れてきました。体は慣れるものです。

 

今は、コロナウイルスの影響で飲み会をする機会も激減している方がほとんどではないでしょうか。

飲むのが大好きな方は、これを機会に飲酒量・飲酒回数を減らしてみるのもいいかもしれません。

(経済的だし!)

 

毎日のように飲酒されてる方は、飲酒量・飲酒回数を減らすだけでも間違いなくパフォーマンスは上がると思います。

 

 

2つ目は「家族との関係」です。

 

妻子もちのホビーライダーである私にとって、仕事と家庭を切り離してトレーニングを続けることは不可能です。

 

仕事と家庭があってのトレーニングです。

 

仕事と家庭が良好でないと質の良いトレーニングができないのがホビーライダーの現実です。

 

その中で2つ目に話をしたいのが、「家庭」の話です。

要するに妻との関係です。ちなみに今、結婚して7年目です。

 

うちの妻はロードバイクをやってる私に対してなぜか寛容です。自転車が大好きな私を受け入れてくれています。

(ホントか!?我慢してるだけやって〜、気付けよ)

 

その理由は、私が家事や育児に積極的に参加するのは大前提としてありますが、妻がトレーニングに対して本気で向き合ってる私の姿を見ているからだと気付きました。

 

そのエピソードを1つ紹介します。

 

今はコロナの影響で、休日に外でトレーニングできていませんが、外でトレーニングしていた頃は、土日は昼前まで家を空ける生活を長く続けていました。それでも嫌な顔1つせず、私が帰宅時には「おかえり」と言ってくれます。

(できる妻や、大事にしろよ)

 

ある時、そんな妻に聞いてみたことがあります。

 

ロードバイクばかりやってる自分を見て、イラついたりしないの?」と。

 

妻は

「しないよ。だってあんたが自転車本気でやってるから。これで週末に友達と楽しくサイクリングに出かけているなら、それは許せない。私も連れてってとなる」と。

 

それを聞いて以降、たまにはのんびりサイクリングしたくなる時はありますが、グッと堪えて外へ出かけています。

(シーズンオフの時はサイクリングがメインです…)

 

妻は私が参戦するロードレースにも子供を連れて応援に来てくれます。もちろん私から誘ったりはしません。妻の意思です。

(ただの自慢話に聞こえてきたわー)

 

実は自転車を始めて2年目の2016年のレース中に、大きな落車を経験しました。もちろん妻も応援に来ていた中での事故です。

 

右半身の肩から足首あたりまでの酷い擦過傷、ヘルメットにもヒビが入ったため、そのまま救急病院で精密検査も受けました。

 

買ったばかりのカーボンのロードバイク(2台目)のトップチューブにヒビが入り、ホイールはぐにゃぐにゃに曲がってます。

 

そんな状態の中、妻と自宅に戻り、玄関先で私が妻に「自転車やめようかな、危険なスポーツだということが身に染みたよ…」とつい本音を漏らしました。

 

すると妻は

「あんたがやってる自転車の熱量はその程度のものなの?」と逆に叱られました。

 

その後は自分でも思い直し、トレーニングを再開し、事故から数ヶ月後には初代ロードバイクでレースに復帰しました。

(結果は散々でしたが…)

 

そんな経験があるから、今自転車に本気で取り組んでいます。

 

そうでないと妻にしばかれます!!

(ある意味怖いな)

 

 

以上、計4回にわたって、私自身の実体験に基づいた「強くなった要因」を紹介させていただきました。

 

あれ?

 

意外とフツーの事言ってんなと思われるかもしれませんが、そのとおりです。

(言い切ったで!)

 

今までの自分より強くなるためには、地道な努力を継続することが大事だというのが6年経って少しだけ分かるようになりました。

 

 

これは去年、妻が私の誕生日プレゼントでくれた色紙です。

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妻は私に「悔いが残らないように努力を続けなさい」と応援してくれているのだと理解しています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます😊